伝統芸能

伝統芸能

Artist Profile

5代目桂文枝師匠のもとで古典落語の修業に励む一方で、兄弟子の桂三枝(現・6代文枝)が司会を務めていたテレビ番組『やんぐおーおー』の中で4代目林家小染、月亭八方、桂きん枝(現・4代目小文枝)と組んだ落語家ユニット「ザ・パンダ」で人気爆発。「働く農協青年」「落語界の瀧廉太郎」のキャッチフレーズでも奮闘していました。

おりから起こった「創作落語ブーム」の波にのって、シンセサイザーを使ったり、天使の輪の代わりに頭の上に蛍光灯をぶらさげて新しい噺を演じておりました。

1982年からは毎年8月8日を「88文珍デー」と定めて独演会を開催しています。
同時にテレビやラジオでは話をみごとに仕切る才能を評価され、バラエティから報道番組まで幅広いジャンルの司会を引き受け、一時は17本のレギュラー番組を持っていました。その話を耳にした松竹新喜劇の藤山寛美さんに「17本はしんどいですなあ。これからは無くなって行くさかい気ぃつけなはれ」と言われた言葉に衝撃を受けて、軸足を落語に移すことにします。
師匠や先輩から古典を伝承するだけでなく、時代にあわなくなった部分は新しい工夫をプラスして演じています。
一方で最新の情報をもとにした新しい時代の落語を創作し続けています。
あらゆるジャンルにアンテナを張り、手に入れたちょいと新しい情報に「笑い」の粉をまぶして世間に紹介します。

「いま、一番なにがおもしろいのか?」を永遠に追い続けていく男…桂文珍。
彼が笑わそうとしているのは、お客様を含めた「時代」そのものかもしれません。